【店舗から商品部へ】1年以上かけて開発したPB商品がコロナ禍のニーズでヒット。
藤井
ツルハHD 海外事業本部
ベトナム事業部 Merchandising Diretor

店長、関東商品部、TGMDを経てベトナム駐在へ
ツルハHD 海外事業本部 ベトナム事業部 Merchandising Diretor 藤井
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入社1年目(2001年)
(株)リバース入社、入社後(株)ツルハとの業務提携
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入社4年目、入社7年目
4店舗経験後、西小山店店長代行に昇格(入社4年目)
池上駅前店店長に昇格(入社7年目) -
入社7・8年目(2008年〜2009年)
商品部 関東商品部に異動
TGMD発足と同時に東京本部に配属 -
入社23年目(2024年)
海外事業本部ベトナム事業部に異動ベトナムにて駐在開始
ツルハホールディングス海外事業本部・ベトナム事業部の藤井陽介さんへのインタビューでは、彼の経歴と現在の業務が語られました。藤井さんは2001年にツルハに入社し、店舗勤務から商品部へと異動。その後16年間にわたり、PB商品の開発や日用品、化粧品部門など幅広く携わりました。今年6月からベトナムへ赴任し、現地法人設立や1号店の出店準備を担当しています。ベトナム展開はツルハの海外2か国目で、2025年3月の1号店オープンを目指し物件選定や現地スタッフ採用を進めています。これまでの異動理由は「人として必要とされる」点が共通しており、人間力が評価されての抜擢でした。藤井さんの挑戦は、ツルハの国際展開における重要な一歩です。

ツルハとの出会いはいつですか?
ツルハとの出会いは2001年です。最初は「株式会社リバース」という神奈川のドラッグストアに入社しました。その年の11月にツルハがリバースを子会社化し、そこからツルハとしての業務が始まりました。当時、お店の看板が徐々に「ツルハドラッグ」に変わっていく、まさに過渡期でした。
どういう経緯でベトナムにいるのですか?

今年の6月からベトナムに駐在しています。これはツルハがタイでの成功を経て、2カ国目としてベトナムへの展開を決めたことがきっかけです。今年3月に現地法人を設立し、私を含めた3名が駐在員として赴任しました。現在は物件探しや従業員の採用、店舗づくりの準備を進めています。2025年3月のオープンを目指していますが、課題も多いですね。
商品部での仕事で印象的だったことは?
商品部で一番印象に残っているのは、プライベートブランド(PB)の開発ですね。私が手掛けた商品で、特に「アセトアミノフェン」を成分とした解熱剤があります。コロナ禍で需要が高まり、「助かった」と多くの声をいただいたのは本当に嬉しかったです。ただ、商品開発は数年単位のプロジェクトが多く、自分が異動した後に商品が世に出ることもあるので、実感が得られにくい部分もありました。
海外事業部に移った理由は?
海外事業部への異動の理由として言われたのは、「人として信頼できる部分を評価された」ということです。現地の方と信頼関係を築きながら進めていくには、人としての資質が大事だと判断されたようです。自分のこうした部分を評価していただけたのは、本当に嬉しかったですね。
現地での仕事はどのようなものですか?
今は従業員の採用や教育、商品調達の仕組みづくり、物件探しなどをゼロから構築しています。特に1店舗目の準備が大変で、最近ようやく物件が決まりました。ベトナムでの1号店オープンを実現させるため、全力で進めているところです。