薬剤師職

Recruit

先輩社員インタビュー

【DIって何?】薬剤師のキャリアを広げる。薬剤師から学術・DI担当へ。

松井

ツルハHD グループ調剤薬事部
学術・DI担当リーダー

2年目に薬局長に昇格、その後ツルハHDグループ調剤薬事部に出向

ツルハHD グループ調剤薬事部 学術・DI担当 リーダー 松井

  • 入社1年目(2016年)

    ツルハ新城駅前店に配属

  • 入社2年目(2018年)

    薬局代行に昇格 薬局長に昇格

  • 入社4年目(2020年)

    ツルハHDグループ調剤薬事部に出向

  • 入社8年目(2024年)

    PFからリーダーに昇格

2016年に新卒でツルハに入社し、薬局長を経て2020年に本部のグループ調剤薬事部へ異動、2023年に学術・DI担当となり、現在はリーダー職を務めている。主な業務は薬剤師の調査研究支援や教育、医薬品情報の提供。ツルハグループ内外での学術発表に力を入れ、社外の学会で優秀賞を受賞している。ツルハの調査研究支援体制の構築や学術大会などの経験を活かし、薬剤師のスキル向上や学術研究の発展に貢献している。

グループ調剤薬事部、学術・DI担当って何をする部署?

学術・DI担当の仕事は、社内の調査研究を行う薬剤師の支援が主な業務です。具体的には、患者さんへの介入結果を調査して発表することや薬剤師向けの教育・情報配信など、薬局運営の品質向上に関わる業務を行っています。

調査研究とは具体的に何をするのか?

薬局での疑問や課題に基づき、患者さんへの薬剤師の介入結果を分析・発表しています。例えば、残薬の解消やジェネリック医薬品の普及、抗菌薬の正しい使い方に関する指導の有効性を研究し、その成果を社内外で発表しています。

調剤薬事部、学術・DI担当の人数は?

ツルハグループ全体では、グループ調剤薬事部のメンバーが約10人、そのうち学術DI担当は2名です。この2名でグループ全体の調査研究や発表支援を行っています。

DI(ディーアイ)って何?

DIとは「Drug Information(医薬品情報)」の略で、医薬品に関する情報を管理し、社内外へ発信する役割を指します。調査研究と並行して、医薬品情報の提供や業務連絡なども学術・DI担当の重要な業務です。

どのような方と仕事をすることが多い?

仕事相手は基本的に薬剤師ですが、新人薬剤師向けの研修を行ったり、店舗巡回時には薬局長や現場の薬剤師と連携することが多いです。また、新商品の導入時には、メーカーなど社外の関係者とも協力します。

入社後のキャリアは?

2016年に新卒で入社後、神奈川県の新城駅前店に配属されました。2018年には薬局長に昇進し、2020年に本部のグループ調剤薬事部へ異動。その後、2023年に学術・DI担当を拝命し、2024年5月にリーダー職に昇進しています。

ツルハグループ学術発表大会とは?

ツルハグループ学術発表大会は、毎年7~9月に札幌で開催され、2024年で16回目となる歴史ある大会です。主にツルハの薬剤師を対象にした社内向けの大会で、大学の教授など社外の審査員も招いて発表内容を評価します。

日本薬局学会 学術総会で優秀賞を受賞されたそうですが、どんな発表をされたんですか?

社外で優秀賞を受賞したのは、抗菌薬に関する研究です。患者さんが抗菌薬について正しい認識を持つために薬剤師が介入した場合、その指導が有効かどうかを調査・発表しました。他にも、残薬やジェネリック医薬品についての研究も行っています。

調査研究を始めたきっかけは?

入社後半年が経った頃、薬剤師としてのスキル向上を考えた時期がありました。その中で「調査研究」に挑戦することを決意しました。また、ツルハでは学術大会や研究のフォローアップ体制が整っており、それを活用できる環境だったことも大きな理由です。

これからのキャリアについて、どう考えていますか?

研究に取り組む薬剤師を支援することが現在の目標です。また、自身も学会で発表を続けることで、薬剤師としてのスキルをさらに向上させ、研究活動の重要性を社内外に広めていきたいと考えています。

就活生に向けて一言お願いします。

私自身、学生時代は研究をしていなかったのですが、ツルハに入社してから結果を出すことができました。ツルハには研究活動を支援する体制が整っていますので、ぜひ挑戦してほしいと思います。

研究活動に対して会社から評価されていますか?

研究にはお金や時間がかかりますが、会社として投資してくれるのは非常にありがたいです。また、昇格や社内表彰などの評価をいただけることもモチベーションにつながっています。