ツルハオープニングスタッフのアルバイトから始まり17年。子育てをしながら働き方を調整し、現在は旭川神楽店で化粧品担当として勤務しています。続けられた理由は「人」。居心地のよさと仲間との関係を大切に、現場に立ち続けています。
春光1条店にアルバイト入社。
HB社員に昇格。化粧品担当。
1年間の産休に入る。
登録販売取得HBA。
末広5条店に異動。
体調不良のため退社。
同年、神居東店に再入社。
旭川神楽店に異動。
オープニングスタッフとして始まった、ツルハでのアルバイト。子育てと仕事を行き来しながら、短時間勤務から長時間パートへ。気づけば17年、今も現場に立ち続けている佐藤さん。仕事と子育て、どちらかを選ぶのではなく「今の自分に合う働き方」を選び続けてきた背景にある思いや、続けられた理由を聞きました。
旭川神楽店で化粧品担当でHBAパートとして勤務しています。
入社は2008年で、春光一条店がオープンした時のオープニングスタッフとして、アルバイトで入りました。
途中、1年ほど産休を取らせていただいた期間はありますが、それ以外はずっとツルハで働いています。気づいたら、もう17年になりますね。
もともとツルハにはよく通っていました。上の3人の子どもがまだ小さかった頃、ちょうど保育所が決まったタイミングに家の近くで「オープニングスタッフ募集」という看板を見かけて「これはちょっと興味あるな」と思って応募したのが始まりでした。
本当に覚えることが多くて、レジひとつ取っても「ここまで細かいんだ」と思うことばかりでした。
商品を並べるにしても、向きや確認の仕方まで決まっていて、毎日くたくたになって帰っていた記憶があります。でも、オープニングスタッフだったので、基本の部分を1からしっかり教えてもらえました。
今振り返ると、その時に教えてもらったことが、今でもちゃんと自分の中に残っているなと思います。
最初は5時間勤務のアルバイトでした。3番目の子どもが入学するタイミングで「もう少し働きたいな」と思い長時間パートになって、今は1日7時間勤務です。
「時間を短く戻そうかな、アルバイトに戻ろうかな」と思ったことは正直、一度もないです。
今の7時間勤務でも、私の中ではまだ足りないくらいでもっとやりたいなって思うことはあります。ただ、生活のことや子どもたちのことを考えるとそれ以上時間を伸ばすのは難しいので、今はここが精一杯かなと思っています。
正社員になるかというより、自分が今できる範囲でどれだけちゃんと仕事ができるか、という感覚の方が強かったです。
表向きの業務内容は、正社員の方と大きく変わらないと思います。売り場づくりも任せてもらっていますし、責任を持って自分の裁量でやらせてもらっています。それができている今の働き方はありがたいなと思っています。
はい。産休・育休明けに、化粧品の担当に戻るかどうか迷っていた時期があったんです。その時、当時の女性店長から「もう少し手元でいろんなことを教えてあげたい」と声をかけていただいて、そこから化粧品だけじゃなくて、雑貨や薬、食品まで、店舗全体のことを教えてもらうようになりました。
そうですね。「何でもできるようになってほしい」と言っていただいて。その流れの中で「薬の資格も取ってみたらどうか」という話になったのが、登録販売者を目指したきっかけです。
正直、すごく大変でした(笑)。
産休・育休の期間中から少しずつ勉強を始めて、4人目の子どもを出産したタイミングで資格を取りました。夜、子どもを寝かしつけながら勉強したり、授乳しながらテキストを見たりしていましたね。
はい。会社で勉強会を用意していただいていて、講師の方も来てくれます。勉強会自体は自分の休日を使って参加する形ですが、資格を取った後の働き方を考えると、自分のためにもなると思って挑戦しました。
大きく変わりましたね。
薬は「今、必要なもの」、化粧品は「こうなりたい」という希望のもの。その違いをより意識して接客できるようになりました。知識が増えたことで寄り添い方の幅が広がったと思います。
ありましたね。すごく憧れていました。化粧品売り場って私の中では別世界のように見えていて、本当にキラキラして見えたんですよね。
男性でも今は化粧をする方がいますけど、私は正直化粧は全然しないタイプで。
それでも、デパートの一角みたいな感じがして、特別な場所だなって思っていました。
お客様の8割くらいが女性で、薬の担当とは寄り添い方が違うなと感じています。言葉遣いや振る舞い、距離感も違ってきます。それが難しいところでもあり、やりがいのあるところだと思っています。
リピートしていただくことですね。最初のご縁が、2回目につながった時は「よし」と思います。
毎日のように化粧品売り場に立ち寄って挨拶してくれるおばあちゃんがいて、化粧品はあまり買わない方だったんです。でも、ある時、ちょっと高額な美容液の売り場を作っていた時に3万円分の美容液を予約してくれたんです。
買い物がなくてもちょっと顔を出してくれたり「この前どうだった?」って話してくれたり。そういう普段の挨拶とか関わりがちゃんと伝わっていたんだなと思えて嬉しかったです。
化粧品には目標の数字がありますし、最初はどうしても「今日はこれくらい売らなきゃ」と数字ばかりを見ていました。
でも、金額だけを追っているとご縁が切れてしまうこともあるなと感じました。
また会いたいと思ってもらえる関係を作る方が大事だなと途中で気づきました。
人ですね。お客様も、従業員も、関わる人すべてです。
正直に言うとお客様よりも従業員への愛情の方が強いかもしれません。同僚や仲間を大事にしてこそ、いい仕事ができると思っています。
人と関わる仕事だからこそ、自分の個性や色を出せる職場だと思います。
日々、いろいろなことが変わるので飽きることはないですし、固定観念にとらわれず、いいものはどんどん取り入れようとする文化があります。そういうところがツルハのいいところだと思います。